ブログネタ
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最後にちゃんとした「ブログ」でもと思いつつ、基本的に屁理屈な理系脳が埋め込まれている人間なので、三十郎さんや厄さんやKofji姉貴さんみたいな素敵な表現力や文章力など皆無でございまして、エンディングに相応しい美辞麗句など思い浮かびもしません。
結局はいつものごとく、ダラダラと御託を並べるしか能のないバーグブログ最終回●●●へようこそ。





こうして終焉まで見届けたユーザーのほとんどは、 「あなたはmeet-meを好きですか?」という問いに「もちろん!」と答えるのでしょう。
けれども、私はそこまで胸を張って堂々とそう言えるのか、いまいち微妙です。
いや、もちろん決して嫌いじゃないですよ。
けど、「だいすきー!♥♥♥」って感じでもないんですよ。
かと言って「そろそろ飽きてきたしなぁ」とかいう倦怠感だけでもないんです。

私は2009年春にプリウス絡みで友達紹介にて始めたのですが、もともとオンゲどころかゲーム自体一切しない人だったので、まさかこんなに長く居座り続けるとは思ってもみませんでした。
ただ、釣りの新種探しからガチャ魚の法則を見つけちゃったり、クジラ釣りの修行をしたりしながらだんだんハマっていったまではいいとして、さらに一気に魚種が1000になったときや、イザブログ閉鎖をきっかけに、いろいろと自作ツール系を作りだしてからは、「提供者」としてのアフターフォローという義務(あるいは使命感)なんかも(勝手に)背負ってしまい、こうして最後までずるずる来ちゃった、というのが率直なところなんです。

そもそも「運営でもないのに、なんでそんなにツールとか作ってるの?」って思われているでしょうね。
その答えは「ソフトを作ること自体が趣味だから」なんですけど、そう考えると、いつのまにか、MMで遊ぶことより、MMのツールを作ることのほうが楽しくなってしまった気がします。
今思い返せば、ライブドアブログのお助けツール群なんかは、最後の方はたいして不要なツールまで押しつけのように作っていた気がしますw

まあmeet-meに対してこんな歪な楽しみ方をする人は、おそらく私くらいなものなんでしょうが、裏を返せば、本当に多目的で楽しめるMMOだった、とも言えます。
また、こんなに勝手ソフトをずっと作り続けてきても、一度もお叱りすらせず放置プレイで温かく見守ってくれたゆるゆるな心の広い運営様のおかげでもあります。

meet-meのみんなのブログは、「夢の中」の某鉄人ブロガー様以外、基本的にmeet-me愛に溢れた心温まるブログが多かったと思います。
(ま、あの方のあのキレッキレの怒り炸裂文章も、あれだけ毎日かかさず投稿していればこそ、逆説的な愛情表現だよな、と誰もが思ったことでしょう)
そんな中でこのバーグブログは真の異端児ブログだったと思います。
運営のおかしなところには容赦なく突っ込む。
運営の考えを勝手な邪推で自論展開する。
運営の邪魔をするかのごとくネタバレする。
運営の用意しないユーザーお助けツールを無許可で公開する・・・
常にユーザー視座なブログでありたい、という目的を逃げ口上に、ほんとに好き勝手やっておりました。
運営からしてみれば、めちゃくちゃ厄介な存在だったでしょうね。
いまさら謝っても仕方ありませんが、某Sポワールさん同様、それもこれも「MM愛」だったと、、、思ってくれませんかね?w



それはそうと、後期はMMにインしても基本ソロでチョロインばっかりでした。
新たに開発欲が沸くような新コンテンツもなく、毎年毎回代わり映えのしない焼き直しイベントばかりでは、私のような楽しみ方では物足りなかったんだと思います。

そもそも「ゲーム」に興味がないんです。
「え?だってMMだって所詮ゲームじゃん」
そうですよ。だから自分でもなんで9年間もMMを続けられたのか不思議なくらいです。
やっぱりツール提供しちゃったからでしょうね。

いまのゲームは、大昔と違い自由度が高くなっていて、いろいろなことがやれるから、一見すると、「俺がゲームをしてやってる」って勘違いしちゃうんだと思うんです。
だけど、いくら自由度が高いとは言っても、所詮は提供された場やルールというがんじ絡めの中で、ふるまってるだけじゃないですか。
砦にしろ、釣りにしろ、売買にしろ、イベントにしろ、それぞれ与えられたルールと目的を受けてそれをうまくやる。
とどのつまりはゲームってそういうものですよね。
MMOだとなおさら多目的だから、いろんな接し方ができ、それを「俺は独自にこういう遊び方してるんだぜ」と思うこともできますけど、それだって結局は運営が用意したいくつかの中のひとつをなぞらえているに過ぎない。
本当にオリジナルでクリエイティブなこと、ってのはなかなかできないですよね。
(チートかバグ技かなんか分かりませんけど、巨大クジラが外を泳いでいる家づくりとか、やりたくなる気持ちはすごくよく分かります。あれぞオリジナルでクリエイティブでしたね。でも、それこそゆるゆるなMMだから放置プレイでしたけど、きっと他のゲームなら速攻アウトですよねw)
運営の作った世界で運営の作ったルールの中でやっていいことだけをやる。
もちろんリアルの世界にだってルールや現実的な制限はたくさんあります。
けど、ゲームの世界に比べたらもっともっと自由です。
ゲームの世界はやはり狭すぎます。
「選択」だけの自由は、本当の自由じゃないと思うんですよ。
「新しいことを自ら生み出す」これこそが私の求めている自由なんです。
つまり「俺がゲームをしてやってる」じゃなくて「ゲームをやらされてる」んじゃないか?
MMをしてると、ついふとそう思ってしまうんです。
それがなんだか性に合わないんです。
なんつうか、提供者側じゃないとつまらん、というか・・・。
仕事でいえば、指示される側より指示する側のほうがおもしろいじゃないですか。
それと似てるかな。

「バーグハウス」なんてまさにそんな私ならではの遊び方でした。
「レスカーイベントまだー?」なんて、まだ飛び立てない雛鳥のように、口だけあけてピーピー泣いてるだけなんて、我慢できないのです。
でも、そうして出題する側に回っても、まだ満足はできませんでした。
一番苦労したのは、どこでも土地が販売されているわけじゃないので、問題作成にも制限がかかりすぎてしまい、キツかったですね。
もっと自由に土地が買えたら、あと倍は開催できましたよw

・・・と、まあ、きっとこんな考え方をする人はほとんどいないでしょうね。
なんせ変人バーグですからw
もちろん、ゲーム愛好家の方々を非難するつもりなど毛頭ありませんよ。
決してネガティブにとらないでくださいねw

話が脱線しかけてますが、とにもかくにも私がMMを継続できていたのは、自作ツールや情報の「提供者」であり続けられたから、なんだと思います。
私にとってMMとは、常にクリエイティブな接し方ができた貴重な空間でした。
三千人強の小さな場だったからこそ、私なんぞでもそれなりの提供者になれたんでしょうね。
(自分が思っているほど需要はなかったのかも知れませんがw)
こんなにゆるゆるで、ユーザー作の勝手ツールが重宝がられる世界など他にはないでしょうね。
ちなみにセカンドライフはアバター絵がどうも好かんので、やるつもりはありません。
つか、こんなへっぽこプログラマーよりよっぽどすごい世界中の天才たちによって、私の考え得るツールなどすでに開発されきってることでしょう。
つか、ツール開発提供なんかするから責任が発生してしまい、そこからゲームが義務化してしまう、ということをいやというほど学んでしまったので、そういうのも、もうやめておきますw





それともう一つ、MMのゲーム以外の魅力と言えば、フレさんなどとのコミュニケーションの場、という側面ですよね。
あるいは[ゲーム(運営からの指令)という共通テーマがあるSNS]と言ってもいいかもしれません。
もちろん、MMとはまったく関係のない会話もできますし、古参になればなるほどゲーム要素に飽きてきて、チャットばかりになったりしてw

ところが、わたくし、実はMMにコミュニケーションはあんまり求めてないのです。
もともとそこまでコミュニケーションが得意ではないにも関わらず、リアルでは仕事の関係上、ますますコミュニケーションばかりになってしまっているので、正直、家に帰ってからまでもまたいろんな人とおしゃべりするのは億劫なのです。
だから、基本ソロプレイでして、フレさんがやってるバーなんかにも、今まではほとんど顔を出しておりませんでした。
そういう点でもきっと変人なんでしょうね。

それでも、MMの終焉が発表されて、2018年になり、いよいよもうあと1か月となってからは、もう最後だし、ということで、フレさんたちのバーなどにいまさらながらの初来店をしたりしてました。
そうすると、あらためて「ああ、MMでのコミュニケーションっていいよなぁ」と思いましたね。
最後だというのにみんな和気あいあいで、昔を懐かしんだりして、やはり長年同じゲームを楽しんでいた同志と語り合うのは楽しいですよ。

けれども、どこへ行っても「次はどこへ行く?」っていう話題は必ず出ます。
みなさんいろいろ考えてる(あるいはすでに実行している)ようで、へえ、そういうところもあるんだね、なんて感じで耳を傾けておりました。
しかし、そもそもゲーマーじゃない私には、やはりいまいちピンと来ません。
じゃあ調べて、あるいは試してみようか? ともまったく思いません。
やはり、私はゲーマー体質じゃないんでしょうね。
あるいは、ここまで長々と書いてきたように、自分がMMのようなオンゲに何を求めてきたのか、そしてそれは自分にとっては結果的にはあまりいい選択ではなかったと今では悟ってしまったので、いまさら他のゲームへ行こうとも考えづらいのです。

もう他にはやらない、という理由はほかにもあります。
仮想現実の世界では「さよならトーキョー」ですけど、実はリアルの世界では「十数年ぶりカントー」な内示がすでに出ていたりします。
他にもいろいろな偶然が重なって、今年は身の回りの様々な環境が変わる年になりそうです。
そして、外因だけでなく、さらに自ら意図的に「変えよう」とも思っています。

ちょうどそんなタイミングだったので、MMの終了はもちろん悲しいことですけど、私としては本当はどこか心の底では期待していたことなのかもしれません。
使命感と惰性だけで続けてきた呪縛からいよいよ解き放たれるのだ、と、ほんの少しですがほっとした気持ちが心の奥に潜んでいるのを確かに自覚しています。

そして、この良いきっかけをもっと大事にしたい、とも思うのです。
だから、「MMは終わっても、どこかで繋がっていましょうね」ってのも一切しないことに決断しました。
MMで知り合った人たちは、私の中では、やはり「MMのフレさん」なのです。

たしかに出会いは大切な人生の財産だと思います。
たとえ出会う場所や立場が変わろうとも、付き合いを継続しようと思えばいくらでもやり方はあるでしょう。
だけど、人生ですから、大事な転機も訪れます。
ときには、これまでの出会いを「思い出」という財産として心に刻み、次へ進まなくてはいけないときもあると思うのです。
そして、私の場合は、たまたま、今がその時なんです。

正直、最初は迷いもありました。
どうMMを引退すべきなのかなあ、と漠然と考えていました。
これから何をしていこうか、そしてMMという共通テーマがなくなる中、知り合った人々とどう向き合っていこうか、など。

そんな中、最後にバー巡りして、久々にいろんな人と会話をしてみて、MMが大好きな人たちの幸せ語りをずっと聞いていて、こちらもすごく幸せな時間を過ごせました。
それと同時に、やっぱりこれを最後にすべきだなあ、って思っちゃったんですよね。
これですべていい思い出に昇華させることができるなぁ、って。

「MM終わりなんて、さみしーよー」っていうブログやSNS日記は本当によくみかけるし、それを読めば「そうそう、ほんと、同感!」って思います。
だけど、もっと前向きに、meet-meの終了を期に、なにか自分を変えてみよう、これまでの自分と決別してみよう、って思う人が少しはいてもいいんじゃないかなって気がするんです。
ゲームからゲームへ渡り歩く人がほとんどだとは思いますが、少なくとも、9年もMM一筋でやって来たこんな珍しい人もいて、こんな決断もあるんだよ、ってのは、他人事でいいので、分かっていただきたいのです。



12月にもこの曲を貼りましたけど。
終わりは終わり。潔く。ずるずるしない。
けど、決して約束された再会ではなく、
いつかどこかでほんとに偶然出会えたのなら
それって素敵じゃない?
そんな「またね」が私は好きです。



最後に、こんな偏屈ブログをご愛読していただいた皆様。
拙作のちゃちなソフトやデータベースを長らくご愛用いただいた皆様。
MM内外でお相手していただいたフレやお知り合いの皆様方。
そして運営サイド・ユーザーサイドを含め、すべてのmeet-meに関わる人々へ。

ほんとうに長い間、お世話になりました。
ブログでは辛辣なことを書いたことも数知れませんし、それにより不快に思った方も多かったでしょう。
他にも、ソフトのバグやらでご迷惑をかけた方もいらっしゃると思います。
異端児バーグというこの世界の汚点を、何とぞご容赦いただけたらと思います。
私個人としては、すべての人々に対して、本当に感謝しかありません。
素晴らしくかけがえのない9年間を過ごさせていただきました。
こころより、ありがとうございました。

「バーグ」という名前は、MMに入会するときに初めて名付けたものです。
なので、MMの終焉と共にバーグは消滅することにいたしました。
このブログはもう少し残しますが、いずれ消すことになると思います。
公開していたソフトウェア関係については、以前のお知らせの通りです。
ツイッタやスカイプのバーグアカウントもそのうちなくなるか、永久未ログインになるかと思います。(スカイプアカウントは消せないみたい)
フレの皆さん、突然の身勝手ですいません。
年明けからいろいろ考えてきましたが、でも、今はさっぱり心の整理がついて、むしろ晴れ晴れした気持ちなんです。
最終イベントは時間が取れるならば、なるべく参加するつもりではいます。
そして2月より心機一転、新たな気持ちで2018年を生きていきたいと思います。



じゃっ、みなさん、「またねっ!」



P.S.
最後の最後までブログのサブタイトルの通り
「過剰にマニアックで長文。読む時間を無駄にする覚悟を要します。」
ですいませんでした。